得られる知識・3つのポイント
- 失敗しにくい4つのビジネスモデルを守って、ビジネスを見分ける
- 5W1Hのアイデア鉛筆を使って、アイデアを出しつくし、組み合わせる
- 『客数』『客単価』『購入回数』の3要素からビジネスプランを磨き上げる
『アイデア鉛筆 たった一振りでチャンスをつかむ面白発想法』を読んだきっかけ
元ライブドア社員で、アイデアマンである渡邊健太郎さん。
堀江貴文さんのセミナーで渡邊さんのことを知り、渡邊さんのセミナー動画、音声解説を聴くうちに、その考え方・アイデア発想法に興味を持ちました。
この本は、2010年の発売後、堀江さんの有料メルマガ内のプレゼントコーナーに応募し、みごと当選して、もらったものです。
いまでも新ビジネスのアイデアを発想する時に重宝しています。
ピックアップ!紙面
この本の注目ポイントは、ビジネスとして成り立たせるためのアイデアをどうやって発想するか。
それが書かれているのが98ページ、『ビジネスとして形にしていく段階』の箇所。
5W1Hの鉛筆を作り、ビジネステーマを決めて、鉛筆を転がして思いついたアイデアをどんどん書いていく。
出てきた要素に◯をつけて、文章となるようにつっくける。
とにかく数を出して、組み合わせることでビジネスモデルの形をつくることができます。
自分の中で制限がかかって、なかなか数が出てこない場合は、99ページにあるWHO、WHERE、WHAT、WHY、HOW、WHENの5W1Hの例を見て、組み合わせるのも良さそうです。
書籍の目次
第1章 究極の「運まかせ!」鉛筆一振りの力を知ろう!
第2章 アイデア鉛筆・インプット編~「アイデアの種」のかんたん製造法~
第3章 アイデア鉛筆・アウトプット編~お金になるようにブラッシュアップするには?~
第4章 アイデア鉛筆をチームで転がす
第5章 「運」と「能力」を同時にあげるアイデア・トレーニング
新ビジネスのアイデアを引き出して、ビジネスとして動かすための基本書
先送りしてしまいがちな新プランの事業化、それに役立つのが本書。
実際に複数のビジネスのアイデアを出して、動かし、成長させた実績と、面白い発想を持っている渡邊さんの考え方を学び、実践できます。
堀江貴文さんも提唱する『新サービスにおける失敗しにくいビジネスモデル4つの原則』は以下の通り。
『1.粗利が高いビジネス(粗利50%以上)』
『2.在庫を持たないビジネス』
『3.月ぎめ収入のあるビジネス』
『4.小資本で始められるビジネス』
本書では具体例も上げながら、成功率を高めるための禁止事項も記載されています。
鉛筆を使ってできる限りの発想を出しつくし、『客数』『客単価』『購入回数』の3要素を検討して、ビジネスプランを作る。
シンプルで、かつ具体的なやり方が書かれたビジネス発想・新サービス作りのための良書。
これから起業する人、新しいビジネスを作りたい人、必読の書です(^^)