金沢で生まれて高校卒業まで18年間、金沢で育ち、大学時代は滋賀県草津市で3年間、その後、京都へ引っ越して15年以上過ごしてきた中で、嵐山はお気に入りのスポット。
中学生の頃、修学旅行で初めて嵐山を訪れて以来、何度も訪問し、特に紅葉の時期は大人気の場所。
11月下旬から12月の上旬までの短い期間、紅葉の見頃となり、宿や交通は大混雑。
嵐山の中でも特に人気の天龍寺・渡月橋付近は定番ですが、今回は比較的すいていて1日お散歩コースとしてもオススメ、紅葉穴場スポットである祇王寺・大覚寺について、写真34枚とともにお届けします。
『京都 嵯峨嵐山の穴場紅葉スポット 祇王寺・大覚寺』に行くことにしたきっかけ
JR嵯峨嵐山駅南口から渡月橋にかけて、天龍寺の紅葉、竹林、嵐山商店街の食べ歩きやお土産購入などは定番のスポット。
嵐山に行ったときは毎度、混雑する定番のスポットを楽しんでいましたが、友人から穴場スポットとして祇王寺・大覚寺のコースを教えてもらい、快適な散歩コースと神秘的で綺麗な寺院と紅葉のコラボにハマりました。
それ以来、何度か訪問している祇王寺と大覚寺。紅葉の見頃を楽しめる期間は短いので、仕事の休みと晴れの日が重なれば、楽しい1日観光ができる場所として訪問しています。
苔ともみじのコラボが落ち着いた雰囲気を演出『祇王寺』
JR嵯峨嵐山駅北口から歩き始めて、祇王寺に近づくと、中岡慎太郎・坂本龍馬・武市瑞山・吉村寅太郎の土佐四天王像があります。
このあたりの民家は京都らしい雰囲気があり、祇王寺に向かって散歩しながら民家と紅葉も楽しめます。
20分ほど歩くと祇王寺の入口に到着。
祇王寺と大覚寺の拝観がセットになった共通拝観料を払って境内へ。
どちらも訪問するなら、共通拝観券がオススメ。
苔庭の木々、祇王寺は綺麗に広がる苔に散った色とりどりのもみじが落ち着いた雰囲気を演出しています。
訪問する時期によって、もみじの色が異なるので、見頃のときに訪問すべし。
草庵と水琴窟。静かな境内にかすかな水の音。水に浮いているもみじが綺麗。
屋根に散ったもみじも見もの。もみじの形、色、建物の風情、どれも祇王寺ならではの雰囲気があります。
紅葉の時期でもあまり混雑せずに静かに境内を散歩でき、落ち着いた雰囲気を楽しめるので、京都の紅葉スポットの中でも大好きな場所。
Webサイトも充実、祇王寺の四季の紹介、イラストでの境内の案内、祇王寺から大覚寺への歩きマップなど、祇王寺の素晴らしさをサイトでも感じることができます。
大沢池など広い境内をゆっくり散歩しながら紅葉を楽しめる『大覚寺』
祇王寺からゆっくり散歩して約25分、大覚寺に到着。
子供が小さかったとき、大覚寺までの移動の間にトイレに行きたいと言いだし、コンビニもないところなので、走って大覚寺まで行ったことを思い出します。
大覚寺の境内はとっても広く、ゆっくり散策しながら紅葉を楽しめます。
大きな大沢池までたどり着いたら、茶菓子を食べながら休憩するのもいいですよ。
旧嵯峨御所 1200年の歴史を誇る寺院の大覚寺。境内の中心にある大きな宸殿を眺めることもできます。
真っ赤な紅葉が綺麗な撮影スポット多数。ゆっくり境内を散歩して、お気に入りの場所を見つけるのもいいですね。
京都の風情ある建物と風景をそのまま楽しむのもいいですが、歴史や背景を知って訪れるとより楽しいものになります。
基礎知識は公式Webサイトで情報収集するといいですよ。大覚寺のサイトも綺麗でわかりやすい。
祇王寺から大覚寺までの散歩に疲れたら、帰りは駅までバスで帰ることもできます。
祇王寺・大覚寺の御朱印
平成28年に訪れた際、祇王寺・大覚寺の御朱印をいただきました。
祇王寺は書き置きタイプ、大覚寺は御朱印帳を入口で預けて、しばらくして書き終えた後に受け取るタイプです。
嵐山といえば天龍寺・渡月橋
祇王寺・大覚寺を巡って、食べ歩きに嵐山商店街に戻ってくるコースもいいですね。
定番スポットである天龍寺の紅葉を見るには、大行列に並んで数時間ゆっくり歩きながら紅葉を楽しむことになるので、行列に並ぶ覚悟が必要。
紅葉の時期は手漕ぎボートも大盛況。
紅葉の時期の渡月橋は人でいっぱい、たくさんの警備員の交通整理のもと、なんとか渡ります。
渡月橋周辺にはたくさんの屋台もあるので、商店街の食べ歩きや屋台での腹ごしらえも可能。
食べ歩き・お土産購入・観光スポットして、渡月橋付近も行ってみるのもいいですね。
嵐山の穴場スポット『祇王寺・大覚寺』はこんな人にオススメ
- 京都の紅葉を静かに楽しみたい
- 定番の観光コースとは違った京都を感じてみたい
- 嵐山で混雑しない紅葉スポットに行きたい
- 運動にちょうど良い散歩も兼ねて散策したい
京都の秋を嵐山で楽しむなら、混雑を避けて、祇王寺・大覚寺の散歩コースでゆっくり紅葉見学。
定番スポット・食べ歩き・お土産を買うなら嵐山商店街や渡月橋にも行ってみましょう。
おばんざいの店や京料理店は大行列なので、行列覚悟で食事をするか、簡単に食べ歩きで済ませるのもあり。
JR馬堀駅からのトロッコ電車で紅葉を楽しむのもOK、今年も嵐山の秋を楽しみましょう。