先日、アップした『地元民が教える金沢の1日観光モデルコース&人気グルメ』に続いて、今回はおすすめの回転寿司店をご紹介して、加賀温泉郷の山中温泉に泊まるか、和倉温泉 加賀屋に泊まるか、金沢観光後の石川県での宿泊について、60枚の写真とともにお伝えします。
金沢の観光情報や宿泊情報で検索すると、おそらく自ら行ってもいないのにネット上の情報からまとめたと思われるランキングや画一的な情報が多いので、金沢に生まれて高校卒業まで18年間過ごし、年3回以上は実家に帰省している金沢が地元の人間として、体験レポートをお届け。
幼少期から両親に石川県内の山中・山代・片山津・粟津などの加賀温泉、能登の和倉温泉に連れて行ってもらい、日本で一番回転寿司店の多い石川県で、いくつかの店の回転寿司を食べた経験と地元民からの情報をもとにしています。
金沢にある予約不可の人気回転寿司店『すし食いねぇ!』
幼少期から『くるくる寿司』、『じんずし』、『海鮮アトム』などの回転寿司で食べて育ち、近年、金沢の人気回転寿司としてネットや雑誌などで紹介されている『まいもん寿司』、『海天すし』、『もりもり寿し』、『きときと寿し』などでも食べて、回らない寿司店として少々高いイメージであった『すし捨』とも比較した結果、最近は『すし食いねぇ!』に落ち着きました。
かつて金沢市民の台所であった近江町市場は、観光地化が進み、海鮮丼のお店やお寿司屋さんは、観光客で大行列、少々割高だということもあり、地元民はなかなか行かない(行けない)場所になってしまいました。
富山県氷見港、金沢港から直仕入れの新鮮さがウリの『すし食いねぇ!』は、予約不可、1〜2時間並ぶのは当たり前、ネタが大きく、職人の腕も確かなお店。
いつも混雑しているので、開店直後や15〜16時ころであれば比較的入りやすい。
土日の場合は、17時ころに行っても2時間順番待ち、19時ころからやっと食べられるといった感じです。
個人的には貝類が好きなので、貝類を中心にオーダー。値段は一皿120〜1000円まで、庶民派の自分としては、390円くらいまでの寿司を10皿程度食べるのが恒例です。
回転寿司といってもほぼ回っている寿司には手を付けず、タッチパネルで食べたいネタを注文し、新幹線の高速レーンで持ってきてくれます。
新鮮さがウリなので、注文してすぐ、握りたての寿司を味わうことができます。
子供には手巻きやかわいいパンダのお寿司もあり!
新鮮なもずくや白子も味わえます。お酒のおつまみにもどうぞ。
味噌汁は大好きな磯のり汁。締めに合います。普段暮らしている関西で回転寿司を食べるなら、金沢で食べたいと思い、年に3回、金沢の実家に帰省するときにいつも通っているのが、このお店『すし食いねぇ!』。
金沢のおすすめ回転寿司『すし食いねぇ!』情報
- 人によってもちろん好みは分かれますが、金沢の回転寿司店の中では、地元民も一番に選ぶ新鮮さとネタの大きさ、一番うまい回転寿司と言われる人気店
- 予約不可、1〜2時間順番待ち覚悟か、12時・19時のピーク時を避ける
- 金沢駅からはどの店舗も遠いので、観光客の方はレンタカーまたはタクシーでどうぞ
- 1皿120円のリーズナブルなネタから、1皿1000円の高級なネタまで味わえる
- 390円までのお寿司10皿程度で、一人3000〜5000円程度のお会計、クレジットカード払い可
- カウンター席あり、ファミリー・大人数向けのテーブル席・小上がり席もあり、子連れももちろんOK
- 回転寿司といってもタブレット端末での注文なので、握りたての新鮮なお寿司が運ばれてくる
石川県といえば温泉が有名 加賀温泉郷 or 能登半島の温泉 どちらに宿泊する?
お昼に金沢で回転寿司を食べたら、1〜2時間かけてチェックインまでに加賀温泉郷、または能登半島の温泉に向かうプランを立てるのはどうでしょうか。
石川県にはたくさんの温泉があり、金沢市内にも湯涌温泉などの温泉地がありますが、なんといっても全国的に有名なのが山中温泉・山代温泉・片山津温泉・粟津温泉がある加賀温泉郷と能登半島にある和倉温泉。
どちらもおすすめですが、関西方面に近いのは加賀温泉郷、能登方面に行って石川県をゆっくり堪能するなら和倉温泉に行ってみてください。
加賀温泉郷の中でも一番といわれる山中温泉
加賀温泉郷の山中温泉・山代温泉・片山津温泉・粟津温泉の中でも一番、風情があり、充実した温泉街、旅館数、観光地として評価されているのが山中温泉。
雪が残る冬に行ってきたときのレポートです。
写真は山中温泉の中心に位置する山中座。
旅館のお風呂とは別に、せっかくなので総湯「菊の湯」にも入ってみませんか。
人気のからくり時計、足湯につかりながら眺めましょう。
昭和の雰囲気を残す山中温泉の看板。
山中温泉のメインストリート『ゆげ街道』は、食べ歩き、観光、お土産購入、足湯体験などができ、橋めぐりなどの自然を楽しむこともできる風情ある温泉街です。
宿泊する旅館だけでなく、周辺の旅館、街並みなどを含めた温泉街の散歩も楽しいものです。
吉祥やまなかの姉妹旅館『かがり吉祥亭』
宿泊したのは、吉祥やまなかの姉妹旅館、良心的な値段設定で比較的新しい旅館である『かがり吉祥亭』。大きなカニのオブジェが目印。
客室からの眺めは素晴らしい。
ゆっくりつくろげる客室。
近くの酒屋さんで買った金沢名物、百万石ビールを部屋で飲む(客室は持ち込み可)。3本で1200〜1500円、1本あたり400〜500円の地ビール。少し高いけど美味しい。
夕食は、かがり吉祥亭の中にある加賀鳶。
せっかくなので地ビール『奥能登ビール日本海倶楽部』を味わう。
いしる鍋はセルフサービスで食べ放題。
加賀梅酒3種飲み比べ。
石川県の旬の食材を堪能。締めのご飯のあとは、デザートで口直し。豪華なコース料理でした。
飲み直し、夜食にメインストリートへ出る。中華そば姑娘(くぅにゃん)は、いっぱいのようでした。
ラーメン南京は入れそう。昔ながらの中華そばのお店。
ジントニックとシンプルな中華そばを注文。
家族と営んでいると思われるお店。意外にも年配のマスターがジントニックをバーデンダーのようにシェイクして作ってくれました。ジントニックうまかったです!
到着すぐ、寝る前、早起きしてすぐの3回、ゆっくり温泉に浸かりました。朝食はなかなかの量。
『かがり吉祥亭』公式サイトはデザイン・コンテンツなど充実、ぜひ、ご覧ください。
帰り際、ゆげ街道にて振る舞い鍋。最後まで山中温泉を楽しみました。
歴史ある山中温泉で、あなたのお好きな宿を見つけてください。
能登半島の温泉で有名なのは和倉温泉
一度は行きたい日本一の温泉旅館 加賀屋
日本一の温泉旅館として有名な和倉温泉 加賀屋。石川県の加賀ではなく、能登にある加賀屋という名前の温泉宿。
入口で迎えてくれるたくさんの仲居さん、館内、温泉、ともに最高のおもてなし。
自身は加賀屋へ宿泊はしておらず、親戚の勤める会社が加賀屋近くのコンドミニアムを所有しており、特典として加賀屋の施設利用と入湯は自由に利用可能とのことで、これまでコンドミニアムに2〜3度、宿泊。
毎回、和倉温泉の街並み散歩と加賀屋のお風呂はしっかりと楽しんでいます。
加賀屋の客室と料理は体験していないので、いつか泊まりたいと思い続けている旅館です。
海に面している和倉温泉、海を眺める客室が多く、能登島を結ぶ能登島大橋も見えます。
和倉温泉には、加賀屋以外にもたくさんの旅館がありますよ。
夕食は『能登すしの庄 信寿し』へ
和風建築の建物に豪華な庭。
最初にビールをいただきます。
たくさんの料理を味わい、締めのお寿司。コース料理が味わえる能登すしのお店。
デザートで締めて、終了。満足の夕食となりました。
和倉温泉周辺で能登の味を堪能するなら、信寿しへどうぞ。
『山中温泉・和倉温泉』情報
- 石川県といえば温泉が有名、加賀の山中温泉、能登の和倉温泉がおすすめ
- 連泊するなら、山中、山代、片山津、粟津温泉が並ぶ加賀温泉郷へ
- 温泉街を楽しむなら、山中温泉街を巡り、散策も
- 田舎町で海に面した場所でゆっくり過ごすなら、和倉温泉へ
- 日本一の温泉宿を体験したいなら、和倉温泉 加賀屋
写真中心にお伝えしてきた金沢のおすすめ回転寿司と山中温泉・和倉温泉。金沢で日本一の回転寿司を堪能したら、ゆっくりと温泉に浸かり、料理を楽しむ。
賑やかな場所も良いけれど、たまには別世界の温泉街でゆっくりしたい。そんな思いにぴったりなのが、山中温泉と和倉温泉です。
金沢観光+温泉でゆっくりコースが定番!好みのお寿司屋さんと旅館を見つけて、石川県を楽しんで、ぜひ、リピート旅行においでください(^^)