得られる知識・3つのポイント
- 望遠レンズを使い子どもにピントを合わせることで、プロっぽく見せられる背景をぼかした写真が撮れる
- デジタルカメラの絞り値・シャッタースピード・ISO感度の設定方法を変更し、シーンに応じて撮影する
- キレイに写す写真と家族の思い出いっぱいの写真をどちらもうまく撮影して残す
『このとおりにやれば必ずキレイに写せる 子ども写真の撮り方』を読んだきっかけ
起業仲間であり、『しっかり稼げる自宅教室の開業・集客バイブル』の著者である高橋貴子さんのFacebook内で、この本の著者の椎名トモミさんが、『子ども写真の撮り方』の本を出版されると紹介があり、ちょうど、うまく子どもの写真を撮るために試行錯誤していたところだったので、読んでみたいと思ったのがキッカケです。
Facebook内では、著者の椎名トモミさんからも直接コメントをいただきました。
出版社は日本実業出版社さんということで、所属している染谷昌利さんのオンラインサロン『ギガ盛りブログ飯』で献本サービスがあるので、献本の申し込みをしたところ、すぐに到着。
上記の染谷さんのサロン内で、読みたい本を献本してもらえるという素晴らしいサービスがあります。
染谷さん、日本実業出版社さん、ありがとうございます(^^)
ピックアップ!紙面
デジタルカメラの設定のまとめ
本書は、素人でもプロっぽく子ども写真を撮影できるように、具体的な写真とともに撮影テクニックが紹介されています。
中でも第2章28ページから、デジタルカメラの設定のまとめに注目しました!
現在、自分はPanasonicのデジタルカメラ LUMIX(ルミックス)のミラーレス一眼を使っていますが、いつもカメラに搭載されているオートモードばかり使っています。
以前にカメラに詳しい友人から、絞り値・シャッタースピード・ISO感度のことは聞いていて、やってみたのですが、なかなかうまくいかず、毎回設定するのが面倒で、設定してもうまく撮れないので結局オートモードで撮るという状態でした。
そんな中、この箇所では、シーン別に絞り値・シャッタースピード・ISO感度の設定方法を解説してくれています。
困った時にこのページを読み返して勉強し、撮影を繰り返せばうまくなっていきそう。現在はまだ、絞り値・シャッタースピード・ISO感度の設定と調整を試行錯誤している最中です。
暗い場所でのフラッシュの使用例
次に注目したのは、72ページからのフラッシュの使い方の箇所。
フラッシュってどう使ったらわからないし、うまく撮影できないと思い込み、全く使っていなかったのですが、このページを読み、『こんな使い方ができるんだ』という発見がありました。
暗い夜、イルミネーションをバックにした時にフラッシュを試してみたい。こちらもやってみて試行錯誤してみます。
イベント別 子ども写真の撮り方
もう一つの注目ポイントとして、第3章から誕生日・入園・入学・お出かけなどイベント別の子ども写真の撮り方が紹介されており、それぞれのイベントでうまく撮る方法が書かれています。
『正面からだけでなく後ろからも撮る』など、撮影の構図についても具体的な写真とともに紹介されているので、今年の運動会の撮影の際に、参考にさせていただきました。
本を参考に、『後ろ姿を撮る』ということもやってみました。
書籍の目次
はじめに 「カメラを買ったけどうまく使えていない」「写真ってやっぱりむずかしい」と思っていませんか
1章 初心者ママも上手に撮れる!プロっぽい子ども写真
2章 これだけは知っておきたい子ども写真のきほんテクニック
3章 誕生日、入園・入学、お出かけ・・・イベント別 子ども写真の撮り方
4章 思い出は手にとれる形でのこそう
付録 もっとくわしく知りたい人のための用語解説
構図・カメラの設定・撮影の心構え・撮影ポジションから専門用語に至るまで、子どもがいる親がプロっぽく撮影できるノウハウが満載!
『子ども時代を最高にかわいくのこす!ママのための写真の教科書!』ということで、日常の風景や公園で遊んでいる様子はママが、入園・誕生日・七五三・運動会・学芸会などイベントごとは大きな一眼レフを構えたパパの仕事として撮影している風景が多く見られるので、写真を撮影するお母さん・お父さん両方に読んで実践してほしい内容ですね。
一眼レフだけでなく、スマホ撮影でも使えるテクニックとして紹介されているので、iPhoneなどのスマホでさっと撮影する人にも参考になります。
これまで、良い構図で子どもの良い表情を撮りたいと試行錯誤してきて、プロのカメラマンの人を見て、カメラの性能・機材・設定・知識と経験など、全てが足りない中で、少しずつでも腕を向上させたいという思いの中、この本は写真の実例集としてもテクニック集としても非常にわかりやすく、読みやすく、子ども写真撮影のバイブルとなりました。
子ども写真をうまく撮りたい、日常の何気ない風景を綺麗に残したい、という方は一家に一冊置いて困った時に手にとって参考にしてください(^^)
この本を読んで広がる世界
- どんな構図で子ども写真を撮影するとかわいいのかイメージしやすくなる
- 逆光や暗いところでも綺麗に撮れるカメラ設定ができる
- 絞り値・シャッタースピード・ISO感度について理解して、シーンに応じてカメラの設定ができるようになる
- 自宅でもスタジオ風の写真が撮れるようになる
- 一眼レフがなくてもスマホでもうまく子ども写真が撮れる
- 自然な笑顔、ストーリーのある写真、ありのままの日常など、さまざまな子どもの姿を撮影できる
- 動く子どももブレずにうまく撮影できるようになる
- 誰もが憧れるプロっぽいぼかし写真が撮れるようになる
- 暗い場所でフラッシュを使ったテクニックも使える
- 子どもの誕生日・入園・入学・運動会・学芸会・旅行などイベント別にうまく写真が残せるようになる
- 写真やカメラの設定についての基本的な用語を理解できるようになる
著者 椎名 トモミ(著) 薮田 織也(監修)
出版社 日本実業出版社
発売日 2018/9/20