坂井 和広 
得られる知識・3つのポイント
- ビジネスの基本は信用、信用を積み上げていくことが大切
- 貯めてきた信用をお金に変えることができる時代へ
- 認知度が高い人だけでなく、認知度が低いけれど、信用度が高い正直者が勝つ時代へ
『新世界』を読んだきっかけ
キングコング西野さんの前著『革命のファンファーレ 現代のお金と広告
評判通り面白い本で、西野さんのビジネスに関する考え方・展開が記されていました。
そんな西野さんの新刊が発売されるとのことで、今回は注目度が高く、周りの中小企業経営者もこぞって読み、西野さんの考え方・動向を注目するという、ビジネス界においても注目の存在になりました。
漫才師としてのお笑い出身でありながら、ビジネスもできる人気者。
子供のために絵本『えんとつ町のプペル
ビジネスをする上で、西野さんの考え、先を読む力を学びたいと思い、さっそく購入。
西野さんのブログを見ていると、なんばグランド花月内にある『よしもとエンタメショップ難波店』にて、本人によるサイン会が行われるということで、足を運び、直接目の前で、名前入りでサインをいただきました(^^)
なんばグランド花月での漫才の合間に登場され、爽やかに登場、優しい対応でサインしてくれましたよ。
書店には沢山サイン本があるようですが、直接会ってサインをもらえて、嬉しい限りです。
ピックアップ！紙面
第一章は信用を貯めてお金に変える貯信時代について、第二章はオンラインサロンの展開について書かれています。
日本最大となる1万3千人のメンバーがおり、たくさんの人を巻き込んで仕事をしている西野さんのオンラインサロン。
サロン運営の極意について学びたいというのがメインだったので、『オンラインサロンオーナーの条件』に注目。
自分自身『中小企業向けのWebサイト制作・ネット集客のオンラインサロン』を運営しているため、非常に参考になりました。
本書で何度も出てくる信用が大切だという表。うまくいっているオンラインサロンは右上の信用があり、認知度がある人が運営しているサロン。
また、オーナーには『批判を全て跳ね返すだけの圧倒的な作品をコンスタントに発表できる力が必要』とのこと。
オンラインサロンがはやり、たくさんのサロンが立ち上がる中、二極化が進み、成長期から衰退期に入った可能性があるオンラインサロンで、うまく運用するためのオーナーの条件が示されていました。
場所が近い店よりも、信用のある人へ。
第三章では、これからの新しい新世界について述べられています。
信用創造の時代へ、オンラインサロンによるダイレクト課金、これから訪れる新世界。
西野さんの取り組みとこれからのものの見方が理解でき、最後に感動を呼ぶ一冊を通したストーリー展開はノウハウ本としてだけでなく、読み物としてもとても楽しい本でした。
書籍の目次
はじめに
第1章 貯信時代
第2章 オンラインサロン
第3章 新世界
おわりに
西野さんのものの見方・ビジネス展開・課金方法を学び、これからのビジネスのやり方・将来予測をして、行動しよう！
元サッカー日本代表監督の岡田武史さんがサッカーに必要なことは、『技術・情熱・ものの見方』だと言い、本田選手のことを『ものの見方と考え方が人と全く違う』と評していました。
西野さんも『ものの見方と考え方』がズバ抜けており、お笑い芸人としても経営者としても作家としても成功しています。
ものの見方が人とは違い、未来予測できる人はこれからも注目を集めることと思いますので、これからも西野さんの活動に目が離せませんね。
直接話しかけてくるような語り口、読む人を惹きつけるストーリー、感動を呼ぶ締めの展開は読んでからのお楽しみ。
本書自体が年齢・性別問わず楽しむことができるエンターテイメント。さすが人を楽しませるプロ。
西野さんから少しでも学びを得るために、さっそくオンラインサロンへ入会しました。
興味のある人は、たくさんの仲間が待っているはず。これから新しい世界を生きましょう。
この本を読んで広がる世界
- 信用力を高めることがいかに大切か理解でき、これからの働き方の根本が変わる
- 新しいビジネスのやり方、信用の作り方、課金の仕方がわかる
- お金を払って働く未来とはどんなものか理解できる
- 信用のある人が報われる新世界の展望を知り、そんな未来に向かって行動することができる
