
中小企業・小さな会社の経営者、一人社長・個人経営の個人事業主の方へ。 スモールビジネスのホームページ集客・WEBサイト集客で時短できる、Google広告設定7つの手順について、動画で解説します。テキストでご覧になる場合は、以下の文字起こしをご覧ください。
今回は、初めてネット集客をしたい方に向けて、Google広告で重要な設定7ステップを実際の管理画面を見ながら解説します。
こんにちは。『WEB集客0→1(ゼロイチ)サポート』のさかいです。
- ネット集客を始めたいけど、どこに広告を出したらいい?
- 自分で広告設定をやって、テストがしたい
- 反応を増やすにはどうすればいいの?
こんなことで困っていませんか?
WEBサイトを作って、売上をアップしたいと思ったら、一番の近道となるのが間違いなくGoogle広告です。
なぜなら、世界のネット広告シェア圧倒的1位で全体の4割を占めているんです。
実際のところ、Google広告をうまく使わないと、集客に時間がかかりすぎて、なかなか売上があがりにくいんですよね。
結果的に時間もお金も両方失ってしまう可能性があるんです。
それは避けたいですよね?
広告なので有料ではありますが、スピード感がある売上アップをするためには、一番良いネット集客の方法なんです。
- 自分で広告をやってみたけれど、全く反応が取れない
- 広告代行業者に依頼して、毎月20万、3ヶ月、合計60万かけたけど、費用対効果が悪すぎる
このような悩みに陥っている方が多いんです。
売上につながるネット広告について理解していないと、無駄に時間がかかったり、結局、反響が取れるまで多くのお金を失ってしまうことになるんです。
一番反響が取りやすいネット広告であるGoogle広告に必要な設定方法や運用について理解しておくことで、自分で小予算からスタートすることができ、代行を依頼する業者選びにも役立てることができます。
まず反響を得られるために、必要な初期設定をしてテストを行います。
そして、日々の広告調整と運用ができれば、かけた費用に対する安定した売上がついてくるんです。
重要なことなので、もう一度言います。
1.初期設定とテストを行う
2.反響が取れる
3.継続する
4.売上が最大化する
この流れができれば、安定した集客が可能になります。
今回の動画1本で、Google広告において反響を得るための最も重要な設定方法がわかります。
運用実績15年以上、Google担当者と10年以上もミーティングを重ねて、億以上の広告費を使って、結果を出してきた実績を元にお話します。
自分で有料のGoogle広告を設定して売上に繋げることができるようになりますので、最後までぜひ、見てください。
【PPC広告とは?】反応の取れるGoogle検索広告に絞る

ネット集客をスタートすると、聞き慣れない専門用語が出てきます。
まず、ネット広告の基本であるPPC広告とは何かご説明します。
PPC広告とは?
広告が表示されるだけでは費用を支払う必要はなく、クリックされて初めて費用が発生するクリック報酬型の広告です。
あなたの商品・サービスに関連するキーワードに広告を出して、クリックされずに表示されているだけでは費用は発生せず、クリックされてWEBサイトに誘導して初めて費用が発生します。
Google広告にはいくつかの広告がありますが、結論から言いますと、反応が取れる検索広告に絞って出すことが効果的です。
Google広告の種類として、主に2種類があります。
一つ目 検索連動型広告とは、キーワード検索結果に表示されるテキスト広告のことです。
二つ目 ディスプレイ広告とは、他サイトに表示される画像・テキスト広告のことです。
他にも、最近ではP-MAX広告といって、Googleの広告枠全てに配信できる広告がありますが、これまで運用してきた様々なサイトの広告で、検索広告が最も費用対効果が高く、たくさんの反響を得ることができました。
そのため、今回は、中小企業サイトの集客として、一番効果的な反響が取れる検索広告に絞ってお伝えします。
それでは本題となる7つの手順をお伝えします。
【1.リサーチ】事前準備・キーワード分析・競合サイト調査

最初にGoogle検索広告設定の主な流れをご紹介します。
手順としては、5つの設定を行えば、Google広告がスタートできます。簡単ですね。
広告を出す前に準備しておくこととして、以下の想定をしておくとスムーズです。
・いくら広告費をかけるのか?
・いつからスタートするのか?
・どの地域に広告を出すのか?
・どの時間帯に閲覧が多く、反応がきやすいのか?
・URLごと、商品・サービスごと、何種類のグループに分けるのか?
・分けたグループのそれぞれの想定キーワードは?
見込み客がいそうなキーワードを想定したら、実際にGoogleで検索してみて、関連キーワードと検索結果に出てくる競合サイトをチェックしてみてください。
実際に、『webサイト制作』を例に、広告を作成していきます。
キーワードの分析とは・・・
実際の検索結果に出てくる関連キーワードで検索需要を拾っていきます。あとは、キーワードプランナーで検索数を確認します。
また、検索結果に出てくる競合サイトがどのような広告文で広告を出しているのか確認します。パソコン・スマホの両方で確認すると、多くの広告を確認できます。
タイトル・説明文など、訴求内容をチェックして、あなたの商品・サービス内容の差別化要因を書き出し、テキストで差別化できる訴求ポイントを作成します。
社名・店舗名・商品サービス名も記載して、認知を高めるブランディングも重要です。
まずは、できる限りメモ帳に、広告文の候補を書き出してみましょう。
【2.初期設定】アカウント作成・管理画面の見方

Google広告をスタートするには、Googleアカウントが必要となりますので、持っていない場合は、アカウントを作成します。
次に、Google広告の管理画面に入って、広告を作成していきます。
まずは、あなたのビジネス情報を登録してください。
ビジネス情報、広告の支払いを行うクレジットカードなどの情報を登録し、アカウント設定を完了させます。
管理画面はどのような内容が表示されるのか把握して、慣れる必要があります。
定期的に表示画面がリニューアルされることがありますが、管理画面の見方を簡単に解説します。
横軸
それぞれの広告の予算・表示回数・クリック数・クリック率
平均費用・合計の費用など把握できます。
縦軸
キャンペーン・・・サイト(ドメイン)ごと、または広告の目的で分ける
広告グループ・・・キーワードごと、カテゴリごとに分ける
キーワード・・・グループごとにキーワードを設定する
広告文・オプション・・・キーワードと誘導ページにあった広告文を作成する
管理画面の見方については、以上となります。
【3.初期設定】キャンペーン設定 入札戦略・地域の設定
アカウントの作成ができて、管理画面の見方が理解できたら、次にキャンペーン作成です。
キャンペーン設定では、売りたい商品・サービスの名称をキャンペーンに設定します。
入札戦略について、最近ではAIに任せて見込み客を多く集めるための学習をさせますので、まずはクリックの最大化にします。
あなたの商品・サービスに興味のある見込み客を多く集めて、WEBサイトへの誘導クリックを増やすという戦略になります。
お問い合わせなど実際の反響となるコンバージョンが出てきたら、コンバージョンの最大化に設定し直します。
戦略の設定手順としては、
1.クリック数の最大化
2.コンバージョン数の最大化
3.コンバージョン単価の設定
の手順で反響が取れはじめたら、順に変更していきます。
ですが、当初は、クリック数を増やすクリック数の最大化で設定しましょう。
コンバージョンとは
Webサイトに訪れたユーザーの行動が成果に「転換」すること、お問い合わせメールや電話といった具体的な反響を指します。
クリック数を増やし、メールや電話の反響を増やし、反響が安定したら広告単価を抑えていくという流れになります。
つぎに、キャンペーン設定時に重要となる地域設定についてです。
特に地域商売であれば、全国からお客様を集める必要がなく、市町村単位や最寄駅から5kmといった見込み客がいる地域を指定することができます。
また、特に顧客が多い地域の統計が取れていれば、購入者が多い地域に絞って指定します。
地域をより細かく絞って設定することで、無駄クリックを減らし、集めたい見込み客を効率的に集めることが可能となります。
まとめますと、
・戦略は クリック数の最大化
・地域は 商圏に絞って設定
をおこなってください。
【4.初期設定】グループ設定 検索キーワード・除外キーワードの設定

キャンペーンを設定したら、次にグループ設定です。
同じドメインへの集客、同じ地域への集客でしたら、設定した一つのキャンペーンの中で、誘導したいページごとにグループに分けて設定していきます。
わかりやすくするために、ここでは一つのグループで設定します。
広告を出したいキーワードの種類としては、以下の種類があります。
キーワード設定の種類
完全一致・・・出稿キーワードと完全に一致したときのみ表示
フレーズ一致・・・出稿キーワードが入ったときのみ表示
インテントマッチ(旧 部分一致)・・・人工知能が関連キーワードで自動的に表示
最近では、インテントマッチの精度がかなり上がってきているとのことで、インテントマッチの設定で、あなたの商品・サービスに関連する需要のあるキーワードを登録することで、見込み客が検索するキーワードで広告を出してくれます。
このキーワードでは出したくないというキーワードが事前にありましたら、除外キーワードに登録しておきます。
除外キーワードは広告をスタートさせてから、数週間〜1ヶ月ほどたち、実際に出ているキーワードを確認してから除外していくことが重要です。
反響が取れていないキーワード、見込み客とは異なるキーワードを外していく取り組みです。
キーワード除外については、7つ目の運用の箇所でも触れます。
キーワード登録については、細かいキーワードをたくさん登録しなくても、あなたの商品・サービスに関連する代表的なキーワードをいくつか登録することで、AIに任せて広告が出せます。
【5.初期設定】グループ設定 広告文を作成

・検索されるキーワードを入れて、広告の有効性 非常に高い にして、AIの精度を高める
・広告文を見比べた時に、競合より魅力的でクリックしたくなる独自性を出す
リサーチの際に書き出したキーワード結果の競合の広告文を調査して、競合サイトの広告上位10件程度をまとめます。
そして、以下のように広告文となる候補をできる限り書き出します。
広告文の特徴・差別化要因を決定する
運営元情報・名前 | 広告文の中に運営元の名前を入れる |
地域 | 地域名があると、対応地域の人が反応しやすい |
対応 | 親切丁寧、納期が早いなど、人柄や対応力をアピールする |
信頼性 | 創業年・歴史・メディア掲載例などをアピールする |
商品・サービス | 実績となる数値を入れて具体的に明示する |
価格 | 初期費用、追加費用、時間単価、高い、安いなどを明示する |
技術 | 早い、安い、うまいの中で、技術力をアピールする |
特徴 | その他、サイトの特徴など、競合との差別化要因を考え抜く |
実際の画面を見ながら解説します。
URL | 誘導先ページアドレスを入力 URLの『パスを表示』の箇所には、7文字2つキーワードを追加 |
見出し | 15文字 |
説明文 | 45文字 |
できる限りたくさんの見出し、説明文を設定し、広告の有効性 非常に高いとなるように設定します。
書き出した候補から見出し、説明文を作成し、管理画面上に出る候補のキーワードを入れると、広告の有効性が高まっていきます。
次に、広告オプションを設定して、競合に差をつけます。
可能な限り広告文にプラスしてオプションを設定することで、広告文の占有率がアップし、クリック率が高まります。
※オプションは、掲載順位によって表示されない場合もあります
URLのパス | 特徴を7文字で2つ |
画像 | 4枚以上 |
ロゴ | ビジネスのロゴ |
サイトリンク | 誘導先以外のリンク先を表示 |
電話番号 | スマホから電話しやすくする |
コールアウト | 店舗情報など、テキストでの補足説明を表示 |
構造化スニペット | 商品やサービスについて追記 ※タイプとスタイルは通りやすい |
上記は設定しておいた方が良いでしょう。
【6.初期設定】コンバージョン(お問い合わせなど成果計測)設定
この設定は、サイトにコードを埋め込む必要があるので、普段、サイト作成や管理をおこなっていない人にとっては、難しい項目になります。
コンバージョン設定をすることで、どの広告のキーワードから問い合わせなど実際の反響があったのか把握でき、反響のあるキーワードを強化できます。
Googleのアクセス解析で、イベント設定を行なってコンバージョン設定をしている場合は、その設定を取り込むことも可能です。
通常、以下のコンバージョン設定を行うことが多いです。
・電話タップ
・メールフォームからのメール送信
目標 > コンバージョン > 概要 > 新しいコンバージョンアクション からコードを発行し、Webサイトの送信完了画面であるサンクスページに設定しましょう。
Google アナリティクス 4などのアクセス解析は必須ですが、アクセス解析側でコンバージョン設定を行い、広告経路の反響を確認することも重要です。
Google広告のコンバージョン設定、アクセス解析Google アナリティクス 4のコンバージョン設定の手順を説明しますと、さらに1つの動画が必要なくらい長くなりますので、今回は割愛します。
【7.運用】表示回数・クリック数・費用・コンバージョンを計測

以上の設定で広告配信が開始されたら、開始当初はAIの学習期間がありますが、設定当初は毎日、広告の状況を管理画面で確認します。
Google広告の基本的な考え方は、広く見込み客のクリックを集めて、反響の取れるキーワードや地域に絞っていくことです。
運用においては、以下のポイントをチェックします。
・AI人工知能に任せて、表示回数、クリック数を増やす
・表示回数が少ない場合は、地域を広げたり、キーワードを増やす
・キーワードを確認して、除外キーワードを設定する
・コンバージョンが記録されて、実際にお問い合わせなどの反応がきたら、反応がきたキーワードをチェックする
・設定したキーワードで1件の反応を得るために、いくら費用がかかったのか、CPAを記録する
CPA(Cost Per Action)とは?
「顧客獲得単価」という意味です。あなたの商品・サービスの顧客を獲得するために、1人あたりにかかった費用を指します。
広告を開始したら、少なくとも3ヶ月程度のテスト期間が必要ですが、配信している商品・サービスについて、以下のように目標を立てて、目標が達成できているか、集計表を作成して、チェックしていきます。
例
商品・サービス | 10万円のサービス |
経費 | 20%の経費に抑えたい |
広告予算 | 月2万でテスト |
反響数 | 2件 |
成約率 | 50% |
成約数 | 1件 |
CPA | 1万円 |
クリック単価 | 100円 |
Google広告による集客で、1万円で1件反響がきたかチェックして、運用を行います。
費用対効果が高い場合は、継続して広告を出して、売上に繋げます。
また、テスト結果が良好であれば、さらに予算を追加して、商品・サービスの反響を増やして、売上を伸ばしていくことで、費用対効果他の高い広告として、継続できます。
まとめ【Google広告の重要な設定7つの手順/集客できる運用のやり方】

以上の7つの手順をマスターすれば、Google広告のネット集客はバッチリです。
安定した集客を確保して、反響に繋げることができます。
ぜひ、一つずつ取り組んでみてください。
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- 広告を出しているけど反響が出るようにするにはどうしたら良いか真剣に悩んでいる
という場合は、安心してください。
誰でも最初は同じです。0からのスタートです。
当然ですが、私も全く知らないところからスタートしました。
当時は得られる身近な情報は本しかなく、しかも、スピードがあって変化が激しい業界でした。
そんな中、手探り状態で進んできましたが、皆さんにはそれを時短し、本質をおさえて早く結果を出して欲しいと思っています。
今後もWEBマーケティングの取り組むべきことや最新情報を配信していきます。
次回も、スモールビジネスを行う皆様がネット集客で効果的に反響アップできるように実践的な内容を詳しく配信していく予定です。
最後までお聞きいただきまして、ありがとうございました!

「着実に実践することで、安定したWEB集客と売上を確保することができます!」
それでは、またお会いいたしましょう!